累(かさね)
イブニング新人賞出身の新しき才能が『美醜』をテーマに描く衝撃作!! 二目と見られぬ醜悪な容貌を持つ少女・累(かさね)。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。
こんにちは。ナバナです。
先日、こちらの漫画の1巻を読んで面白かったので紹介します。
累は「かさね」と読みます。
絶世の美女で、超有名女優でもあった淵透世(ふちすけよ)の娘・淵累(ふちかさね)は、顔だけが原因で壮絶なイジメにあってしまうくらいのブス。母の美貌の秘密は、1本の口紅にあった。母が残した口紅を手にした累が、次々と自らの野望を果たしていくというストーリー。
表紙がエロくてよかったです。
この秘密の口紅は、塗ってキスするとその人の顔になれるというもの。
累がどんどん美女の顔を奪っていく様子が面白い。
ブスと美女の間にある心情の違いを痛烈な程に描いていて、エグい。
ぼくも自分の容姿に自信がないので、「わかるわ〜」ってなりました。笑
外見ってやっぱり重要な要素ですよね、生きるに当たって。
外見に自信があると積極的に人と関われたりしますもんね。何もしなくても人から良いイメージをもたれたり。
今まで美醜をテーマにした作品ってあまりなかった気がするので、そういう意味では新しい方向性の漫画。
なんというか、聲の形てきな?扱いにくいテーマを漫画にした感じ。
普通に面白いんで、オススメです!